アジアイノベーション資金調達プラットフォーム始動
イノベーションボードによる台湾型アジア版NASDAQ構想の推進

金融監督管理委員会(FSC)の指導下、台湾証券取引所(TWSE)および証券店頭売買センター(TPEx)は、2025年10月21日、「アジアイノベーション資金調達プラットフォーム」を共同で立ち上げました。 本プラットフォームは、アジアのイノベーション企業に対する資金調達環境の最適化を図ることで、新興の上場企業クラスター形成と産業発展を促進し、併せて「アジア資産運用センター(AAMC)」構想の実現および産業構造の高度化を牽引することを目的としています。


アジアイノベーション資金調達プラットフォームは、「重点産業の選別」、「規制緩和の推進」、「展開戦略の強化」を三軸に据え、国内外の有力企業による台湾市場への新規上場(IPO)を促進し、国家戦略に直結する先端産業クラスターの構築を目指します。これにより、ソフト・ハード両面において高い競争力とレジリエンスを企図した「スマート・テクノロジー・アイランド」としての発展を後押しします。 また、本プラットフォームは「ボード間連携」の仕組みを採用し、資本市場の各ボードをつなぐことで、スタートアップから成熟企業まで、それぞれの成長段階に応じた資金調達の機会を提供します。これにより、優れたイノベーション企業の資本市場への参入を支援するとともに、大企業が中小企業を牽引することで生まれるシナジーの創出も促進します。


この中で、イノベーションボードは時価総額を重視し、収益性を上場要件としない点が特徴です。IPO申請においても国際的に競争力のある制度を備えており、台湾の資本市場の中でも、国内外のイノベーション企業のニーズに幅広く対応できる有力なボードとなっています。また、台湾型アジア版NASDAQの実現に向けた重要な役割を担っています。

アジアイノベーション資金調達プラットフォームの紹介